第2回 Dignity2.0 国際カンファレンス出展&参加報告

第2回 Dignity2.0 国際カンファレンス出展&参加報告

Dignity2.0国際カンファレンス

10月8日、9日、10日で盛大に開催された、SAMURAI真髄を世界基軸教育に第2回 Dignity2.0国際カンファレンスに出展&参加してきました。

本国際カンファレンスは、下記の5大危機に対しての「革新的価値」を提供するための研究発表の場として開催されています。
 
1.気候変動をはじめとする環境破壊の危機
2.SDGsを掲げるも進展がみえない持続不可能な危機
3.AI活用による尊厳破壊の危機
4.貧富格差による共同体破壊の危機
5.人間関係が築けないことによる少子高齢化の危機

昨年のグランフロント大阪での開催に引き続き、今年は北海道のヒルトンニセコビレッジでの開催でした。天気にも恵まれ、雄大な羊蹄山を目の前に顧問である植松 努さんと共に作った尊厳ロケットを飛ばしました。

https://www.dignity2.org/2022/

オフライン、オンライン、メタバースでの同時開催で行われ。海外からもオーストラリア、モンゴル、ポーランドなど世界11カ国のリーダーも参加し、延べ3500人の方が参加されました。

出演団体も38団体42企画が行われ、どのブースも魅力的でどこに参加しようかとても迷いました。
 
メインテーマ
1日目はAI時代の教育の在り方
2日目はAI時代の経済の在り方
3日目はAI時代の政治・文化芸術の在り方
について、地球市民会議 × Re・rise News Festivalのコラボレーション企画として開催。
 
人間が意味価値が生み出すことができない、人間の用途機能がいらなくなると言われているAI時代。コロナパンデミックが未だ解決されておらず、スタグフレーションと言う世界的な経済危機が来て、世の中の雰囲気的にも低迷している中で、このように盛大に国際カンファレンスを開いているところは他にあるのでしょうか。とても価値高いところに参加していることを実感しました。

ここからは私が参加した企画の感想を書きたいと思います。

1日目

●開会式
開会宣言や主催者の挨拶は、混沌とする時代にこのカンファレンスが開かれる意義がひしひしと伝わる時間でワクワクしました。その中で堂々と広げられた尊厳旗はとてもかっこよかったです。
その後は外に出て尊厳ロケットの打ち上げが行われました。誰もが夢を諦める時代。希望が書かれたロケットが空高く飛んだ時に夢は諦めなければ叶う。今まで人類が歩んで来た、苦しみ悲しみ挫折絶望の時代が終わり、希望が開かれていく夜明けの晩の始まりを感じました。


●地球市民として話をしよう~AI時代に私たちが知るべきこと~  
AI時代の教育の在り方について深まる企画でした。核戦争の危機や気候変動による地球環境破壊も進んでいます。今の時代にどんな教育が必要なのか、オフライン3名とオンラインからはニューヨーク、ロサンゼルス、ドバイから参加されたゲストと、Noh先生、長岡先生を含めた計8名での激しいディスカッションが行われたことが印象的でした。まさにAI時代の教育の在り方が何なのかが深まりました。
Re・rise Newsで出会った方々も多数登壇され、今までオフラインでしかお会いできなかった方ともRe・rise News Festivalで直接交流できたことも嬉しかったです。

リライズニュース「リライズインタビューのすすめ2022 ~ 夢を語ろう、情熱を聞こう!編」
私が編集長を務めさせて頂いている、Re・rise Newsが主催で5大危機の中の少子高齢化の危機についての研究発表を行いました。

量ではなく質の高い、深い出会いができる新プラットフォームSNS3.0を創っているインタビューWEBマガジンRe・rise News。今回は3000名以上のインタビューの中でオススメのインタビュー紹介や、実際にRe・rise Newsを通して関係性が大きく変わった方の登壇、インタビュープチ体験などの参加型のイベントを開催。参加者からは『私もこんな関係性をずっと築きたいと思っていました。憧れます。』『短時間で初対面の方のことを知れたのは初めてで楽しかったです』など沢山の感動の声を頂きました。
Re・rise Newsは今後世界的な危機に反応し、もっと早く深く出会うことができるプラットフォーム創りを目指して大きく進化していきます。その期待感と今までの感謝を伝えられる時間が作れたと思います。

2日目

●地球市民として話をしよう~AI時代に私たちがすべきこと
AI時代の経済の在り方について深まる企画でした。スタグフレーションの危機が叫ばれ、日本においては円安が止まらず、とても不安を感じる現代。  
西日本最大大手の医療機器メーカーの会長や様々な業種の経営に関する方がオフラインから4名、オンラインでも東京とブラジルから2名のゲストが登壇され、Noh先生、長岡先生を含め計8名で経済について何をするべきかがディスカッションが行われました。 活動される国や業種や違えど、AI時代に何をやるべきなのかが最後にはキレイに1点に収斂されていきました。今までの物質経済、金融経済の弱点を補う、『認識経済』という新しい経済の在り方にワクワクしました。

●考え音痴卒業 ビューティフルハーモニーを奏でる 知のワールドカップ
私が協会長を務めさせて頂いている。知のワールドカップ協会 設立準備委員会が主催で、5大危機の共同体破壊による少子高齢化の危機に対する研究発表をさせて頂きました。
  知のワールドカップとは、方向性が見えない世界、主義主張考えることができない日本の課題に対して、ゲームで楽しく問題意識を持つことができるようになり、表現主義主張が世界で一番苦手な日本が、世界で一番シャープな考えや主張ができるようにさせる悟りのゲームです。
 今回は、トークセッションや試合開催、創案者Noh Jesu氏を招いたトークライブが行われました。『Web3.0を活用する時代の理想的社会モデル創建方式とは』というテーマについて、激しく試合が行われました。そして試合後の同テーマに対するNoh Jesu氏のトークライブは、これからの時代の流れがイメージとして鮮明に観える内容をお話しいただきました。
 
アンケートでも『早くて難しかったけど、また見て見たい』や『次は選手として私もやりたい』など多くの嬉しいメッセージを頂きました。ゲームを通して楽しく問題意識も持て、見ているだけでも賢くなり、苦手な主張もできるようになる。知のワールドカップの魅力が多くの方に届けられたと思います。

3日目

●地球市民として話をしよう~AI時代に私たちが希望すべきこと
AI時代の政治の在り方について深まる時間でした。様々な団体の代表がオフラインから4名、オンラインではタイとアイルランドから2名、Noh先生と長岡先生を合わせて計8名でのディスカッションが行われました。
私もそうですが、無関心になりやすい政治。その原因が何なのか、テーマにある通り何を希望するべきなのかを、話を聞くだけでも鮮明になっていきました。

●地球市民として話をしよう~AI時代に私たちが表現すべきこと』×新人類フェス
AI時代の文化芸術の在り方について深まる時間でした。残念ながら前半は予定があり殆ど聞けませんでした。そこでもオフライン4名とオンラインではイタリアから1名のゲストが参加し、Noh先生、長岡先生の計7名で文化芸術について熱く語られたと聞きました。新人類フェスでは、音楽ありダンスありの参加型のイベントでとても盛り上がりました。ただの歌や踊りではなくそこに真理を活用した表現やアートにとても感銘を受けました。 特に最後の『We are the one』は歌詞も歌もジーンと来るものがありました。

●閉会式
閉会式では3日間の開催映像や主催者 Noh先生の言葉、そして尊厳旗が北海道から福岡に渡されたことが印象的でした。こんな価値あるカンファレンスがついに福岡に来ます。今から背筋が伸びますね。楽しみです。


 
●後夜祭
女性イジメ文明の始まりになっている神話の手術が行われた後夜祭。ゼウスやパンドラなど神話の世界の住人が出てきて、その世界観に没入する壮大な企画。絶望を希望に大反転させるストーリーにはとても感動しました。

1日1日がとても学びが多く、楽しく、感動し、あっと言う間に過ぎた3日間でした。 来年の10月は第3回Dignity2.0国際カンファレンスが福岡で開催されます。これから5大危機やスタグフレーションの危機が加速されると言われる中、革新価値となる研究を今年も1年頑張り、来年のこの場で発表したいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。ぜひ来年は福岡でお会いしましょう。

■Dignity2.0国際カンファレンス 
https://www.dignity2.org/