グレート・リセットの本質とは?

なぜグレート・リセットが必要なのか?
ロシアによるウクライナ侵攻が激化しています。
ロシアがウクライナを攻める理由も学び、ロシア側の観点もわかりますが国と国とで戦争をするのが終わった21世紀において、時代に逆行する行為です。戦争を直ちにやめて欲しいです。
今回はなぜこの問題が起きているのか、その本質に迫りたいと思います。
その問題に迫るキーワードとして、ダボス会議のテーマとして取り上げられた「グレート・リセット」を上げたいと思います。
WEFのクラウス・シュワブ会長がグレート ・ リセットの必要性について下記の様に語っています。
グレート・リセットとは、これまで以上に持続可能で公平な世界経済を早急に作り上げるべきだという考え方です。今日の私たちの社会・経済システムは、新型コロナウイルス感染症によるパンデミック以前からすでに限界に達しようとしていました。私たち人間が地球環境に与えてきたダメージは、地球温暖化、異常気象の増加、生物多様性の喪失、天然資源の減少など、多くの深刻な問題を引き起こしています。また、社会的、経済的な不平等は人々の分断や怒りを招き、ガバナンス、協調、開発などに危機をもたらしました。さらに、物質的成長や目先の経済的利益へ過度に依存してきたことによって、経済システムは活力を失いつつあります。
そんな状況にパンデミックが最後の一撃を加えたのです。そして、これによって数え切れないほど多くの命や暮らしが失われ、深刻な経済危機が発生し、社会生活や国際関係は行き詰まり、個人的にも政治的にも孤立感が深まることになりました。
こうした状況から明らかになったのは、私たちの生き方、働き方、互いの交流のあり方を変える必要があるということに他なりません。つまり、持続可能性(sustainability)と包摂性(inclusivity)と回復力(resilience)を、決して付け足しではなく中心に据えた新たな経済システムを採用すること、すなわちグレート・リセットが求められているのです。
引用:HITACHI Inspire the Next
URL:https://www.foresight.ext.hitachi.co.jp/_ct/17465968
つまり「今までの経済システム・社会システムを見直して、公平な世界システム・世界経済を早急に作ること」を言われています。グレート ・ リセットが必要と言われる今の時代はどんな時代なのか、その土台を観ていこうと思います。
共産主義 vs 自由主義
神や王の観点1個が絶対の全体主義の時代があり、そこからフランス市民革命などにより一人ひとりの観点を大切にする自由主義に代わっていきました。産業革命や科学の発達により、欧米によるアジアなどの植民地化が進み、白人優越主義が胎動しました。そんな中で、日本では革命志士達による明治維新がおこりました。その結果、当時世界で2番目に強かったロシアに対して勝利し、白人優越主義の時代を終わらせたのです。
日本は大東亜共栄圏を掲げアジアの独立を願って奮闘しますが、太平洋戦争が起き3年半におよぶ激戦の末、人類を滅亡させることができる技術的大事件となる核爆弾の投下により日本の夢が潰えることで、米ソを中心とする共産主義vs自由主義の戦いの構図が生まれました。
明治維新と太平洋戦争は、人類史にとって最も影響があった政治的大事件だと言えると思います。
そして太平洋戦争以降。戦争によってこれほど大量の人が死ぬのを改善しようと、ポストモダニズムへと移行していきました。インターネットの普及、そして汎用型デジタルコンピュータの開発。中でもiPhoneは一人ひとりが放送局を持ち、個人の関心あるものだけに関心がいくようにさせ、観点が∞個の個人主義に拍車を掛けました。まさに生活を一変する生活的大事件と言えます。
実は、現代で起きている地球温暖化問題、コロナパンデミック、米中覇権戦争、ロシアの侵攻も、共産主義vs自由主義のプレートの上であり、個人主義のプレートで起きていることなのです。ロシアの侵攻の問題が解決したとしても、米中覇権戦争が解決したとしても、この土台のプレートが変わらなければ似たようなことが起き続けます。だからこそグレート・リセットが必要なのです。しかし、どこからどのように変えたらいいのかを明確に語っている人はいません。
「脳vs心」へプレートチェンジ
そんな中、このプレートを含め人類誕生以降700万年間が脳のプレートの上で起こしてきたことだと言い切っている人がいます。それが21世紀の悟り人令和哲学者 Noh Jesu氏です。
そして、脳のプレートを終わりにさせ、誰もが尊厳そのもので生きられる心のプレートにチェンジさせていく。まさに「脳vs心」へプレートチェンジさせることがグレート・リセットの本質だと言われています。
心と言っても西洋心理学でいう心や、成功哲学などで使われる心の在り方とは違います。人間とは何かがわかり、それを数学・物理学とも矛盾なく説明できる侍の悟りの世界。それが本当の心なのです。
そして、Noh Jesu氏はその心の感覚、「心感覚」を得ることができる学問「完全学問nTech」を26年の研究により完成させました。誰もが心感覚を得ることができるの教育的大事件が起きるのです。
そんなNoh Jesu氏が、昨年12月14日に新刊「心感覚」を出版しました。出版前から予約が殺到し増刷が決まったり、全国の多くの書店でも1位を獲得する人気本です。

また、その完全学問nTechのエッセンスを1日に圧縮して届けるnTechマスター1dayというムーブメントも定期開催されています。2021年10月から3回開催され、延べ約5000名の方に参加頂いている人気のムーブメントです。そして今度3月26日にも延べ10,000人を目指して開催されます。

誰もが心感覚を獲得し、共産主義vs自由主義の戦いを「脳vs心」にプレートチェンジさせるグレート・リセットを一緒に起こしていきましょう。
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