映画「感染列島」から観る”診断”の重要性

映画「感染列島」から観る”診断”の重要性

“診断”の重要性

友人からオススメで、映画「感染列島」を観ました。コロナウイルス(COVID-19)が世界で猛威を奮っている現代とオーバーラップする場面も多くありました。中でも私が一番大きな気付きを得たのは“診断”の重要性でした。

※下記からは、ネタバレもあるので理解して読まれて下さい。

最初、原因を「新型鳥インフルエンザ」として対応、処方をしていましたが結論は間違えており、それによって感染が広がってしまいました。もっと早くに正しい原因を追究していたら結果は大きく違っていたと思います。

診断を間違えると、正しい対応、処方ができません。
病院の近くで「新型鳥インフルエンザが発生したこと」、「過去の事例で症状が似ている箇所があったこと」などと繋げて取ったことで原因を間違えてしまったのです。

このようなことは、日常生活や会社でも多くあることだと思います。 「今までは大丈夫だったから」や「周りが言っているから」など、目で見た情報で判断して失敗したことがある人もいると思います。

他にも、様々な”診断”のシーンがありました。中でも、助かる見込みが薄い人の人工呼吸器を外す時の診断は私もとても考えました。

「あなたなら外したら死ぬことがわかっている人工呼吸器を外すことができますか?」

外すには勇気がいると思います。その人の家族や周りのことを思えば余計に難しいでしょう。

しかし、リーダーは目の前の状況や感情に振り回されるのではなく、どれだけ深く、広いところから物事を診断して決断できるのかが大事になります。リーダーが躊躇したり、曖昧な診断をし、曖昧な決断をしたら、助かる命すらも助からなくなります。映画の中でも、批判があることをわかった上で決断をされているシーンはとてもかっこよかったです。

私はその姿は、明治維新の日本の志士やリーダーとも重なって見えました。
黒船が来た時、このままでは日本も植民地になると診断し、将来の日本を憂いて、死を覚悟でイギリスに学びに行った志士達。死ぬことがわかった上でも、国やアジアのことを考え、突撃の指示を出すリーダー。その診断と決断があったからこそ、白人優越主義を終わらせ、多くのアジアの国を独立させることができました。

今必要な”診断”とは!?

そして今、日本は2つの路線の選択を迫られています。

ウイルスには勝てないと診断し、海外で行われているようにワクチンの開発を待ち、それまでに感染爆発、オーバーシュートが起きない様に抑制する“マネジメント路線”

そしてもう一つは、ウイルスを統制できると診断し、コロナウイルスを一掃する日本式ロックダウンの“オールクリーン路線”

私は、”オールクリーン路線”を選択し、モデル地域、モデル国家を団結して日本創っていきたい。まずは2つがどんな路線なのか理解して貰い、話し合えたら嬉しいです。

ピンチをチャンスに大反転!on-line会議

今は、1年かかる判断を3分でしないといけない時代。危機に強い日本から、力を合わせてこの危機をチャンスに変え、世界を救済していきましょう!


*次回のご案内 *

第3回ポストコロナ on-line会議
日時 :4月19日(日)19時~20時50分
参加費:無料