web3.0を学んでのまとめ&感想♪

web3.0を学んでのまとめ&感想♪

最近本屋やニュースでもよく見るweb3.0やDAOについて、動画や記事を見て理解した感想を書きたいと思います。

参考動画、参考記事、引用元
【Web3.0とDAO①】インターネット以来の大革命に乗り遅れるとヤバい!ポストGAFAM時代の幕開け
https://www.youtube.com/watch?v=dMYRs-2nQAI

【Web3.0とDAO②】次世代の株式会社DAOの仕組みと課題を徹底解説!
https://youtu.be/Tl1QcA5j1v4

web3.0とはなにか?

バーチャル空間、メタバース空間に常在し、そこで生活ができるようになることです。

30年前の人に、「これから30年後には電話を1日中持ち歩いて、歩きながらでも電話を観る時代が来るよ。」と伝えたらどんな反応が来たでしょうか?きっと多くの人にバカにされたと思います。
それと同じように、今は信じられなくても現実空間ときどきバーチャル空間の現代から、バーチャル空間が当たり前でときどき現実空間に行くような状態になっていく時代が来ているのです。

これを説明するために、webの歴史について解説したいと思います。

web1.0

1990~2004年位。 パソコンによる情報の閲覧
パソコンを開いて、HPやブログを観ることができる。それまでは紙などに書かれたものを見るのが当たり前の時代から大変革が起きました。

web1.0の限界
TV局や企業などの一部の人だけが情報を発信することができるため、発信する人が権力を持ち大きな格差が生まれた。

web2.0

2005-2020年位。スマホを中心とした情報交換
SNSで情報を閲覧するだけでなく、スマホを持っていれば誰もが情報を発信することができる情報の交換ができるようになりました。まさに情報の民主化が起きたのです。

web2.0の限界
情報の交換はできるようになっても、そこで契約や商品の売買などはできません。
例えば、家を買いたいと思っている人と、家を売りたいと思っている人が居たとします。その人たちはそれぞれSNSで出会えるかもしれませんが、その後は契約を不動産屋などの仲介業者を介してのやり取りをSNS以外の場所でおこないます。契約などをSNS内で行うシステムが無いために、SNS上では現実空間で行える生活ができないのです。

Web3.0

2020年~現代。VRゴーグルやARグラスを中心とした価値交換
メタバースなどのバーチャルの世界にいるのが当たり前になり、web2.0で出来ていたコミュニケーションや情報交換はもちろん。ブロックチェーンの技術により今まで現実空間でしかできなかった、商品の売買や契約、そして株式会社の立ち上げなど、価値の交換ができるようになり、現実空間のように生活ができるようになります。

仮想空間、メタバース空間に常在する日って本当に来るの?

そう思う方も多いかと思います。
今メタバースを体験している人は特に、あんな重たいVRゴーグルを掛けて生活は難しいと思う人も多いでしょう。

しかし、初期の携帯電話は、「移動式のしもしも」という鞄くらい大きな肩に背負うタイプの重く高い物でした。しかし技術の進化によりコンパクト化し、安価になり誰もが持てるようになりました。

初期のテレビ電話は、動作が遅くカクカクして動くためスムーズな会話ができず、多くの人が使えないと思っていました。しかし技術の進化により、「実在感(今ここにいるかのような感覚)」が生まれ、スムーズな会話ができるようになり、今ではオンライン会議は当たり前になりました。

メタバースに入るVRゴーグルも確かに今は大きいし重い。「実在感」があまりありません。しかし技術の進化で、軽くて薄くてお手頃なVRゴーグルが販売されるようになると思います。そうしたら今更昔のように喫茶店でコーヒーを頼んで、わざわざ遠くまで移動して会議をする機会が減ったように、不便な現実空間より便利なメタバース空間に常在するようになっていくと思います。

DAOとは何か?

web3.0のブロックチェーンを活用した中心技術のひとつにDAOはかかせません。 DAOはwebにおける株式会社化です。
DAOは(Decentralized Autonomous Organization)の略で、自律分散型組織です。今までは株式会社にする時には、書類を書いて、申請を出して、資金調達して、従業員を雇ってなど色んなハードルがありました。DAOはそのプロセスをweb上で簡単にできてしまうようになるのです。

仕組みはざっくり以下のような流れです。
①ビジョンを持つ人が手を上げる。
②①のビジョンを持つ人に賛同する人が集まる。
③①②の人に独自のトークン(コミュニティー独自の通貨)を配布
④利益を得た時に、トークンに準じて金額が分配される。

資金調達、意思決定、利益分配がブロックチェーンの仕組みによってスピーディーにメタバース内で行えるようになるのがDAOなのです。まさに株式会社の民主化です。
誰かを中心に行うトップダウン型ではなく、DAOは分散型であるのがポイントです。 組織そのものがブロックチェーンの仕組みでルールに基づいて仕組んでおけけば、ルールに基づいて独自トークンを配り、独自トークンを持っているみんなで投票などの方法で決めることができる。

株式会社を立ち上げるのは大変だからやらないと言う人が多いかと思います。しかしひと昔前にお店を持っていない人が、物を出展したり販売するのを想像したでしょうか?でも今はメルカリで簡単に誰でも物を出展したり販売できますよね。まさに商売の民主化が起きたのです。DAOもメルカリのように今はイメージができなくても、時代が来たら誰もが当たり前に行うことができるようになるのです。

実際にDAOを活用した事例を次章で紹介したいと思います。

DAOの可能性

DAOが可能になることで、中央集権型の組織に影響を受けなくなる可能性があります。これは本当にすごいことです!

SNS2.0で、情報の交換をする空間は管理する企業があり、その制限を受けます。今はGAMAMやtwitter社などのメガテック企業が運営するプラットフォーム上で行うことが多いです。だから頑張って育てたアカウントも、twitter社やGoogle社が認めなくなったら、アカウントを凍結させられて今までの蓄積が水の泡になる可能性があります。トランプ前大統領ほどの権力を持たれた方でも、twitter社によりアカウントを凍結させられた事件にメガテック企業の力の強さには多くの方が衝撃を受けたと思います。
 DAOの仕組みのように自律分散型の組織ができることで、中央集権型の組織に依存しないて良くなる日が来るかもしれません。

DAOの最初の事例がbitcoin!?

BitCoinは、サトシナカモトという方がルールを書いて、それをネットに置きました。そのルールに基づいて、マイニングしたりして利益が上がると報酬が得られる。色んな人がそれぞれ行うので分散型。利益が出たらみんながルールに基づいて配分される。 ルールがあればトップがいらないという組織状態。経済活動全体をチームとして見た時にDAO型だと言える。

他にも、イーサリアム財団などがDAO型組織を作ろうとしたり、どんどん活用事例が生まれています。

web3.0の可能性とは?

DAOを含めたこのweb3.0が当たり前になっていったら、誰もが生産手段を持つことができるようになりますし、メガテック企業などの中央集権に依存せずに仕事ができるようになります。

web3.0の課題とは?

The DAO事件に見るように、ハッキングの事件が起きたり、みんなで意思決定を行うようになるので、意思決定スピードが遅くなる可能性が高いです。また、技術的には民主化はできるが、実際に民主化が起きるかはわかりません。現代も技術はあるが政府も銀行もなくならないのと同じです。

学んでの感想

web1.0、web2.0の進化や最近のニュースを観てもweb3.0の世界になっていくことを感じました。しかし課題はやはり人間の進化だと思います。

・DAOのように、「これをやりたい」ってアイデアがどれだけ生み出せるのか?
・プロジェクトに賛同した人がいて、その人たちをどう結集させていくのか?
etc…

技術の進化で、時代の変化がより激しい時代。今までのように人間の外側の進化ではなく、人間自身の進化が必要な時が来ていると思います。
その限界を補う、世界基軸教育nTechが日本で完成できています。その紹介は別のblogか後述したいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。